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タイトルそのままなのですが、私はいろんなエフェクターを持ってます。
エフェクターとは主にエレキギターの音を変化させるものですが、似たようなものが増えすぎて、その都度メルカリで売ったり、その金で別のものを買ったり・・・の繰り返しです。
いつの間にか以前持ってたものを買い戻したりと、非効率な事が多発してます。結果的に自分の思った様なラインナップに落ちつつあるので、一度自分が持っているエフェクターを棚卸して、本当に必要なものがあるのか?もしあるとしたらどんな理由なのか?
そこのところを見つめ直す時期に来ているような気がします。
ちなみに私はマルチエフェクターは使いません。マルチエフェクターとは、ひとつの筐体に様々なエフェクト効果がたくさん搭載されていて、それを自分の好きなタイミングで、お好みにセットしたエフェクトを呼び出せるという、優れものです。
かつては私もマルチエフェクター派だった時期もありました。特に今やっている(あんまり活動してませんが・・・)バンドの初期の頃は当時最新鋭のマルチエフェクターを使っていました。ただ、アメリカ製の割に接点不良が多く、その都度分解して補修をしたりしていて、それが煩わしくなってしまいました。
加えてマルチエフェクターは、本体だけでだいだい4~5kgほどあって正直重たいです。これに加えて専用アダプターが意外に重いのです。
そもそもなのですが、そのマルチエフェクターに気に入った音がなかったとしたら、だんだん愛着がなくなっていくのです。そんなこともあって、その最新鋭のマルチエフェクターは安価で売りました。
そうなるとコンパクトエフェクター・・・ディストーションとかオーバードライブ、ディレイなど単体のエフェクターを好きなように並べて、好きな音を楽しんだ方が、逆に使い勝手が良いと思うようになりました。
で、そのコンパクトも買っては売り、買っては売り、買っては売り・・・の繰り返しで、最高で30個くらいのエフェクターの数になりました。
それはそれで物欲が満たされて悪い気はしなかったのですが、だんだん似たようなエフェクターが増えてきたり、明らかに使う頻度の少ない物が出てきたりして、何とかしなくては!と思い始めました。
お金になることもあって、かなりの数のエフェクターをメルカリで売りまして、現在では約24個のエフェクターの数になっています。
それでも「あれが欲しい、これも欲しい」という欲はとめどなくあるのですが、ちょっと待てと。よーく考えると余計なものまで欲しがってはいないか?と立ち止まったのです。
以前書きました「欲しいギターや機材が出てきたら、まず弦を張り替えろ!」という法則です。まずこれをやらないと、頭の中が「欲しい欲しい欲しい欲しい~!!!」で埋め尽くされてしまいます。弦なんて一組2000円前後ですから、それを怠っていては結局無駄遣いになってしまうのです。
この前からずーっと話題にしています「ビッグマフ」というファズを手に入れたことで、なんとなく自分の中で、パズルのピースがハマったような気分になりました。もちろんもっと欲しいと思うものは山ほどあります。それは確かなのですが、「本当にそれは必要なものなのか?」と考え、それでも欲しいなら弦とピックを買い替えて(弦と共に、ピックも新しいものと代えると音や弾きやすさが変わります)、それでも欲しいなら今あるエフェクターを使ってみて「絶対に今あるエフェクターよりも、良い音が出せるエフェクターが必要だ」と思ったら、まず不必要なエフェクターを売った金で、その欲しいエフェクターを買えば、良い。
この考え方は、何にでも言えます。服、靴、カバン、釣り竿、ゴルフクラブ、カメラ、パソコン、車・・・もしかしたら家だってそうかもしれません。
金が無尽蔵にあるのならば、物欲などものともせずに買う事が出来るでしょう。でも普通のサラリーマンやパートタイムで月々の返済やら光熱費やらで生活がトントンの庶民は、どこかで妥協しなくてはならないのだと思います。
実は欲しいギターが2本あります。ギブソンのレスポールカスタムとグレッチのホワイトファルコンです。どちらもかなりの高額なギターです。でも、今あるギターとどこが違う?代わりになるのもはある?本当に買えるだけのお金はある?と、常に疑問は投げかけ続ける必要はあります。
先ほど書いた車や家は一生に何度も買えるものでもない反面、維持費も高くつきます。定期的に壊れたり傷んだりして、交換する箇所も多いです。その点ギターは経年劣化はありますが、基本的にはかなり長い間その性能は変わりません。だからこそ「ビンテージギター」なるものが高値で取引されています。ましてや「ビンテージ リイシュー」という、ビンテージの風合いを出した新品のギターがこれまた高級路線で売り出されています。それくらい「古ければ古いほど、値打があるのが」ギターの世界です。
話をエフェクターに戻しますと、実はエフェクターにもビンテージ物が存在します。エフェクターは100%電子機器なので、トランジスタ、抵抗、コンデンサーなど、必ず破損します。それでもそれを修理してまで使うとか、使っている抵抗で音が変わるとか、配線に使われているハンダでも音が違うなど、こだわり出すとキリがないです。
私の感覚では「新しくて、自分の求める音が出せたら、それでいい」と思うので、あまりそういうコレクター感覚はありません。
いかに使いこなせるか?
これがギターであり、ギターアンプであり、エフェクターの世界ではないかと思います。
そんなわけで今持っているエフェクターの種類をザックリ羅列しますと
ファズ、メタル系ディストーション、アンプ系ディストーション、普通のディストーション、オーバードライブ、ブースター、グラフィックイコライザー、ルーパー、ディレイ、アコースティックギター用プリアンプ
こんなところでしょうか。他にも欲しいと思ったエフェクターは様々あって、実際に高額なものを購入して使った事もあるのですが、案外使い道がなくて売ったものもあります。自分の相性に合うモノ合わないモノ、この辺の見極めも大切です。車でも
なんか、ここが違うんだよなぁー
と感じ始めると、段々その気になる事ばかりが大きくなり、他の車に目移りしてしまう事もあります。そんな時は初心に立ち返って、
本当に必要か?
と自らに問いかけることが大事になってくると思います。
今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また
きよ
とりあえずエレキギターを始めるなら、これがお勧めです。確実にギターの性能を100%発揮するのに最適なエフェクターです。私をはじめ多くのギタリストがいろんな歪み系エフェクターを使うのですが、最後にはこの機種に帰ってきます!
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