PR


この前「ディストーション」という歪み系のエフェクターを紹介しました。ついでなので同じく歪み系である
オーバードライブ
について紹介したいと思います。
「歪み系、とは何ぞや?」という方もおられるかもしれないので、ここでおさらいを。
ギター・・・特にエレキギターにおいて、必須の効果です。エレキギターそのものはポロローンとほとんどアコースティックギターと変わらない音なのですが、この音に対して強い負荷をかけると
ポロローンがギャギャギャギャーンと激しく鳴ります。この強い負荷をかける事を「歪ませる(ひずませる)」と呼びまして、歪ませるための機械のことがギター界でいうところの「エフェクター」なのです。そのエフェクターを「歪み系」と呼んでいます。
で、割と弱めな歪みを生むのが「オーバードライブ」で、強めに歪ませたのが「ディストーション」です。
今回は私の持っているオーバードライブについて触れてみます。
アイキャッチの左上が「ボス アングリードライブ」です。これはボスとJHSという有名メーカー同士のコラボで、ボスのブルースドライブとJHSのアングリーチャーリーという歪み系エフェクターの名機同士を完全に一体化したモデルです。ブルースドライバーもアングリーチャーリーもかなり歪むエフェクターなので、この二つを直列にしたり、片方ずつを足の操作で切り替えられたり、大抵のことはすべてできる有能なエフェクターです。
後段真ん中で黄金に輝くのは「DOD オーバードライブ/プリアンプ250」です。何はともあれこのエフェクターと言えばスウェーデンが生んだ絶対王者「イングウェイマルムスティーン」がずーっと使っているエフェクターです。どのくらい王者なのかはこちらを参照。
▼▼▼▼▼
今では彼よりも早いとか、複雑な事を演奏できるギタリストはプロアマ問わずたくさんいますが、その速弾き界を(?)牽引したのが、彼だといっても過言ではないでしょう。書くまでもありませんが私は彼の様に弾くことは、全くもって無理です。
このエフェクターだけだと、かなり荒い歪みとなりまして、やや扱いにくい印象です。しかしこのエフェクターをブースターとして使うと音が太くなり、特にギターソロが気持ちよく聴こえるようになります。ブースターとは先述したオーバードライブやディストーションに対して、さらに負荷をかけることでより激しい歪みを得るエフェクターです。
ギャギャギャギャーが「グギャギャギャギャ~~~!!!」になります。変な表現しかできない私を許してください・・・
後段右にある黄色のエフェクターは「ブラックスター LTドライブ」です。ブラックスターは元々ギターアンプのメーカーでしたが、その後エフェクターも発表するようになりました。最初は真空管内臓の非常に大きく重たいものが多かったのですが、その後において真空管のない、言ってみれば普通のエフェクターを作るようになりました。それの中ではやや強めの歪みが得られるオーバードライブです。非常に使いやすく、単体でもブースターとしても隙のない優秀なエフェクターです。
手前左にあるのは「アイバニーズ チューブスクリーマー ミニ」です。ジェフベックやスティーヴィーレイボーン、サンタナなどプロがたくさん使っている(使っていた)「チューブスクリーマー」を小型化したモデルです。私は通常の大きさの「チューブスクリーマー」を持っていましたが、特にブースターとしてとても使いやすいエフェクターでした。ただ普通のチューブスクリーマー・・・というかアイバニーズのエフェクターは踏みにくいという弱点がありまして、それを売って買い直したのが、このチューブスクリーマーミニ、であります。
最後に手前右にあるのが「MXR シュガードライブ」です。MXRは昨今、たくさんの歪み系エフェクターを発表していますが、これも最近リリースされたモデルです。嘘か本当か知りませんが、このエフェクターは、今ではプレミアがつき過ぎて、数十万で取引されているという「クロン ケンタウロス」というオーダードライブ界最強の名高いエフェクターの音をMXRが独自の解釈で作ったとされています。
まだまだ書き足りないのですが、今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また
きよ
コメント