アレンジの出来具合 6月12日

随筆

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先日完成した「ココナラからのアレンジ依頼」について書きました。で、ついさっきですが折角なのでどんな曲・・・アレンジだったかをご披露しようと思います。

基本的にはアコースティックギターを延々弾いている曲なのですが、特徴的なのは耳に残るリフ(リフレイン、繰り返し)のフレーズです。これは私が作ったのではなく、依頼者さんが弾いていました。驚いたのはこのリフを弾きながら歌も歌っていた点です。これは私も真似できませんね。ビートルズのデイトリッパーをポールマッカートニーが弾きながら歌うくらい、驚きました・・・それは言い過ぎか。

ベースは真ん中で、アコースティックギター2本を右と左に振り分けてます。で、片方はローコード、もう片方はバレーコードを多用したものとなっていて、ボイシングを変えたコードの響きにしました。ボイシング、ですが、例えば「ドミソ」がCメジャーのコードなのですが、これを「ミソド」「ソドミ」と変えることで、同じCメジャーでもコードの響きが変えられるという事です。これはけっこう使いますね。今回はアコースティックな雰囲気で、というリクエストだったので文字通りアコースティックギターを使って弾いていますが、これはエレキギターでも同じことが言えます。音に深みを与えるといいますか、聴き手を飽きさせない工夫でもあります。

これらの事柄を踏まえていざ聴いてみると、色々突っ込みどころはあるのですが、とりあえずまとまった曲になったと思ってます。依頼者さんは割と同じコード進行・・・同じメロディーを繰り返して使う傾向にあって、単純にギターを弾いているだけだと物足りなさを感じます。なので、コードの中でも半音上げたり下げたり、片方のギターにはなかったフレーズを入れたりして単調にならないようにしています。あとはギターソロですが、これも曲がかなりゆったりした感じなので、あまり音数を入れることはせずに、基本に忠実なフレーズにしています。

今回で同じ依頼者さんから3回お仕事を頂きました。ありがたいことであります。非常に私のアレンジを気に入っていただいているので、また今度依頼があったらもっと良いアレンジを心がけたいと思ってます。

今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。

では、また

きよ

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