ギターのストラップ 10月31日

随筆

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立ってギターを弾く人には必須のアイテムが「ストラップ」です。

いうまでもなく肩掛け紐です。

私はこれにも多少こだわりがあります。

・材質は布かナイロン

・幅が10cm以上

・長めに調整できる

・エンドピンを止める穴が柔らかめ

などです。

材質は「布」「ナイロン」というよりは「革製」のストラップは苦手です。基本的に布製のストラップは細くて肩に食い込んで痛いです。パッドが付いているものもあるのですが、あのパッドはすぐズレてくるのと、パッド自体が結構食い込みます。
幅の広い布製のストラップを先日買ってみたのですが、これが結構重たい。私はギターは軽めにしておきたいので、ボツです。代わりに所有しているベースギターに取りつけてあります。滅多にベースは弾かないのですが・・・

幅はけっこう重要視しています。大体ストラップは10cmくらいの幅ですが、上記の革製のようにのように幅が狭いと、肩への負担が大きく、持つ腕が下がってきてしまいます。これはギターの重さとも関係してきますが、私の持っているエレキギターは2.5kg~3.5kg程度なので、かなり軽い部類と思います。以前はレスポールを持っていて、個体にもよりますがレスポールは4kg前後と、かなり重たいのです。なので、ホームセンターで幅の広いウレタンを買ってきて、15cm幅くらいに切って、ストラップにガムテープでグルグル巻きにして弾いていました。ここまでやらないと「重さが気になって、プレイに集中できない」からです。体を鍛えて重さに耐えられるように腕立て伏せをしたりしても、4kgは自分には重すぎて、結局レスポールは売ってしまいました。

長く調整できるというのは、単純に私自身が183cmと背が高く、短いストラップでは自分の体にフィットしないからです。一時ジミーペイジのように低く構える練習をしていたこともあったのですが、自分にはしっくりこない・・・というか単に弾きにくいので、すぐ諦めました。低いと格好はいいんですけどね。長めに調整はできても、案外私は比較的高めにギターを持ちます。その方がピッキングがより正確にできるからです。その辺は速弾きギタリストは皆高めにしているのを見て、真似しているというだけです。ちなみにそれほど速弾きはできませんが・・・

エンドピンを通す穴については、これも結構こだわりがあって、当然と言えば当然なのですが、演奏中にストラップが外れる事だけは絶対に避けたいと思うからです。なので、ストラップをエンドピンに通した後で必ず「ストラップロック」を付けます。これでエンドピンの木ネジが取れたりしない限りは、演奏中にストラップが外れる事はありません。
一時、ロック式のストラップロックピンを使っていたことがありましたが、ストラップの厚さによって付けられないものがあったため、今では使わなくなりました。
このエンドピンを通す穴が固いと、エンドピンをしっかり固定できないため、ストラップロックが取り付けられないのです。なのでストラップを買う際は、厚みや柔らかさをよく確認するようにしています。

ストラップロック

ひとつ数百円で、ストラップが外れる事を

99%防止することができます。

以上、ストラップに関するこだわりを述べてみましたが、全ては「ストレスなく演奏に集中できる」ためです。革製の長いストラップで演奏する姿は今も昔も恰好がいいものですが、私個人としては格好良さを追求して重さや痛さ、危険を感じてプレイするより、より快適で安全な道具として使っていきたいと考えています。

今回はこれで筆を置きます。では、また。

きよ

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