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手前味噌ですが昨日のバンドについての記事は普段より閲覧数が多かったです。なかなかの反響でした。
さて今日は興味がない方には面白みのない、ギターの調整についてです。興味のある方とか、過去にギターに挫折した方は必読です。マジで?
私が所有しているギターで最も安価なスタッフォードのアコースティックギターのネックの反りが気になっています。このギターはギブソンB-25のコピーモデルです。見た目はほぼ完コピなのですが、唯一ヘッドの形が少し違います。スタッフォードというブランドは国内の老舗楽器店「黒澤楽器」が展開しているものです。それ以上のことは詳しくないのですが、主にアコースティックギターを色々発売しているようです。ただ結構高価そうなピックアップが搭載されているエレアコ仕様になっています。これは後付けなのか最初から付いていたのかは不明です。
で、このギターはけっこう家では使っていまして、作曲時に仮のギターを弾いたり、曲のコピーをするときに重宝しています。ただ音はちょっとガチャガチャしていて生鳴りはあまり良くないです。それでも価格の事も考慮すると、とても使い勝手がいいです。ただ最近ネックが順反りになってきて、ハイポジションの弦高が3mmくらいになっています。通常アコースティックギターの12フレットの弦高は2.5mmくらいが妥当なので、ちょっと弦高が高くて弾きにくくなってきました。元々はそれほど気にしてはいなかったのですが、最近の暑さの関係もあってネックが反ってきたようです。私はギターの温度や湿度に関しての配慮は全然していません。しいて言うなら直射日光に当てないことくらいでしょうか。もっとも楽器を直射日光に当てる人は普通いないでしょうが。
そこで今回自分でネックの調整をしてみました。昔は頻繁にやっていましたがここ近年は手間がかかるのと正確な調整を望むのでリペアに出していました。ただ今回はさほど難しくないのと、値段が値段のギターなので、自分でやりました。まず3弦4弦を緩めます。なぜかと言うとギターのネックにはトラスロッドという鉄の棒が入ってまして、それを左右に回すことでネックの反りを調整するように出来ています。このギターはトラスロッドの穴がヘッド側にあるので、ヘッドにあるトラスロッドのカバーを外す必要があるのです。外すと中にトラスロッドの頭が見えます。この頭には六角レンチ用の文字通り六角形の穴が開いています。ここにレンチを挿入して回すのです。順反りを治すには時計回りに回します。しかしこのギター、トラスロッドが硬い!なかなか回りません。ひょっとしたらこれ以上は回らないくらいまで回し切っている可能性もあります。それ以上無理に回すと六角レンチの穴ごとねじ切ってしまう事があります。過去に私は2回ねじ切ったことがあって、その時の悪夢がよぎりました。それでも思い切って回しました。少しだけ回りました。なんとか任意の角度まで回しまして、弦を元通りに張り直して試し弾きです。うーん、ローポジションで押さえるとビリビリ鳴る箇所があります。これはトラスロッドを回し過ぎたのが原因です。ハイポジションは多少弦高が低くなったので、リードギターは弾きやすくなりましたが、基本的にアコースティックギターはローポジションでコード弾きをするので、これでは都合が悪いです。仕方なくまたトラスロッドを今度は反時計回りに少し戻しましてまた試し弾きです。今度はビリビリはなくなりました。その代わりハイポジションはあまり弦高が下がりませんでした。
私の腕ではこれ以上は出来ないので、今回はこれくらいでやめておきます。と言いますかこの中古で25000円で買ったギターにあまり投資したくないというのが本音ですね。確かに手軽に弾けるというのはアドバンテージですが、そんなにお金をかける気はないです。どうせならこの機会にこのギターを手放して念願のレスポールを・・・?いやいや、それは違いますね。なぜか。
レスポールはエレキギターです。
今回のギターはアコースティックギター。用途がまるで違います。そうやって自分を正当化するのはほどほどにしておかないといけないですね。
今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また
きよ
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