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タイトルはある意味、当然です。両手の指で弾くのですから当然なのです。しかし左手は親指以外の4本を使って弦を押さえます。右手は親指と人差し指でピックを挟み、中指で支える形になります。ギターという楽器は右手と左手は違う使い方となります。特に右手はピックで弦をハジくことが一般的です。何の疑いもなくピックを使う事に慣れてしまっているのですが、私が初めてギターを弾き始めた中学3年生の時は左手は指でハジいていました。元々がクラシックギターだったので、教本には「指でハジく」ことが前提とした内容でした。クラシックギターではピックを使う事があまりないのです。
よく言われるのが「ギターで『禁じられた遊び』弾いてよ」というリクエストをもらうのですが、まさにこれが「クラシックギターを指でハジく」お手本です。
ちなみに私は禁じられた遊びが弾けません・・・
他に指弾きで有名なのが「ジェフ・ベック」です。世界3大ギタリストに数えられていました。(残りはエリッククラプトンとジミーペイジ)もう亡くなられましたが、ロックにおける指弾きギターの先駆者と言っていいでしょう。情感あふれるフレーズをピック弾きでは出せない音質で弾き倒します。芸術ですね。ピックを使わないメリットは、まずピックを落とさない!ギター歴が長いと簡単にはピックを落とすことはないのですが、それでも演奏中に落としてしまうと明らかに動揺します。その心配がないのは大きいです。次に2つの弦を同時に弾くのが楽!これはフレーズ次第なのですが、ダブルストップという、和音でフレーズを弾いていく技術があります。ピックだと1点しか弾けないので、1弦と3弦を同時に弾くとかは物理的に不可能です。しかし指弾きであれば弦をまたぐのは容易です。もっともカントリーなどが得意なギタリストはダブルストップの時だけピックを握り込んで指だけで弾くという人もいます。
私はジェフベックを目指しているわけではないので、それほど指弾きにこだわってません。ただ、例えば楽器屋さんでギターを試し弾きさせてもらう時に使わせてもらうピックが私の普段使っている(ジャズ型の)ピックがないと、けっこう弾きにくいです。そういう時に指で弾くことに慣れていると、すんなり弾けるのではないか、と思ってます。え?ギターを買う事が前提の話なのでは?
まあ、欲しいですね
ただ、先日うちのバンドのベースさんに貸してあったストラトキャスターが手元に戻ってきて、「えっ?このギター、こんなに弾きやすかったっけ?」という謎の現象が起きていまして、その事はまた後日書きます。とりあえず「指弾きはできるようになって損はない!」という事です。
今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また
きよ
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