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以前も書いた覚えがある「シールドコード」の話です。ギターやアンプの話ほど突っ込んだ内容ではないですが、私なりのこだわりがあります。
ただの電気ケーブルではなく音声を伝えるものなので、いかに雑音・・・ノイズを拾わないか、という事が重要です。そうはいっても私の感想から言うと極端に音が良くなったり悪くなったりはしないと思ってます。もちろん巷で「これは良い!」「さすが〇〇だ!」という評判の良いものがあるのは認めます。が、私達アマチュアミュージシャンは果たしてそこまでこだわる必要性があるだろうか?と考えています。なぜかと言うと、どうせエフェクターをいっぱい繋ぐから、その中で音はどんどん劣化していくのです。最終的には元のギターの音とはかけ離れた音になっているので、原音をキレイに伝えるのは難しいでしょう。ただその中でも「極端にノイズが出る」シールドというのは存在します。基本的にはある程度の太さがないと、演奏中にシールドが動くたびに「ザワザワ」いうこともあります。私が初めてエレキギターを弾いた時に使っていたシールドはザワザワ鳴っていました。それは論外として、今のシールドは安い物でも物はそこそこ良いと思います。
一番重視しているのは「丈夫かどうか」です。特にプラグの部分は接触不良を起こしやすいです。私はけっこうプラグを投げ捨てたり扱いが雑なので、特に重視します。昔は長年ヴァイタルオーディオというメーカーのシールドを使っていました。音質も良いと評判の高いものでした。これは結構丈夫で、おそらく10年くらい使っていたのでしょうか。さすがに接触不良が起きてきまして、新しい物に買い替えました。プラグ内の断線ならば自分で修理することも出来るのですが、電線そのものは繋ぐ事が出来てもプラグそのものの破損はどうにもなりません。一時期スイッチクラフトという有名なメーカーの部品を取り寄せて交換したりしていた時もありましたが、そこまでやると最早新しいシールドが買えてしまいます。一度買えば長く使うものなので、そこは出し惜しみしません。現在はカスタムオーディオジャパンというメーカーのシールドを使っています。このシールドは丈夫で今まで破損した事は一度もありません。このシールドも多分15年くらい使っています。ヴァイタルオーディオもそうでしたが、シールドに巻き癖が付きにくいのも大きなポイントです。ちょっとした録音には、これも有名な「カナレ」のシールドを使う事もあるのですが、カナレは巻き癖が付きやすいので、室内での録音などに使っています。
楽器用のシールドで最も有名なのは「モンスターケーブル」という種類のものがあります。私も一度使ったことがあるのですが、ケーブル自体が他の物より一回り太く、取り回しが悪いので誰かにあげてしまいました。なんとなくですがヴァイタルオーディオにしてもカスタムオーディオジャパンにしてもカナレにしても、国産のシールドを好む傾向があるようです。
そんな中で買ってみたのが写真で見て頂いている「フェンダー」のシールドです。たまには外国製も良いかな?と思って買ったのですが、いかんせんプラグの大きさに問題があるのか、エフェクターやギターのジャックに対して上手く奥まで挿さらなかったり、逆に抜けなくなったりと、いささか使い勝手が悪いので今回メルカリで売りに出しました。元は取れないので無駄な出費となってしまいました。安かった事もあって買ってみましたが、やはり自分が良い!と認めたものがいいですね。
今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また
きよ
私は使っているギターの関係上、L字プラグとストレートプラグの組み合わせのものを使っています。このシールドが現在発売しているものの中ではこれが一番近いものですね。
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