タカミネのギター入手方法 12月19日 

随筆

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アイキャッチに載せたアコースティックギター(以下アコギ)は

タカミネの200シリーズ

というモデルです。実は正式な型番をよく知らないので、200番と呼んでいます。

購入した時期が2009年9月で、当時の価格で

30万円

でした。始めにお断りしますが、ギターの部類・・・特に新品の部類としては決して高くは無いです。ヤマハなんて高いモデルだと新品で120万円とかしますからねぇ。海外モデルではやはりマーチンD-45が最も高いと思います。それでも100万ちょっとくらいだったと思います。カスタムモデルだともっと高いですね。

私が買ったのは当時のタカミネの中では最も高いモデルでした。セミオーダーサービスがあって、ボディーの色や形、プリアンプ、バインディングの種類など、比較的容易なオーダーシステムでした。

表題の入手方法ですが・・・普通に現金で買いました。いや、そういう話ではなく自分で購入するための条件を、ノルマを課したのです。

それは「筋トレ600日達成したら買う!」というものでした。以前紹介したと思います、売ってしまったジャクソンスターズのソロイストというエレキギターは「300日で買う!」というノルマでしたから、このタカミネは単純にその倍、1年以上かかる計算です。

筋トレは主にスクワット50回とか、それくらいだったと思います。若かったこともあって体力もあり、当時は体重が65kgくらいしかなくて(身長は183cm)、自分で言うのもなんですが、スタイルは良かったです。今では・・・お腹が出すぎですね。

月に数日はサボる日があって、それでも月25日~28日は実践出来ていたと思います。毎日カレンダーにマルを付けて、それが貯まるのを楽しみにしていました。

そして600日を達成できた翌日に金を下ろし、栄の石橋楽器へ行きました。タカミネのアコギのパンフレットを持って、店員に「この一番高いモデルを買います!」と言った時のドヤ顔。

店員とオーダーについての打ち合わせをして、発売日を待ちました。

そして納品して自宅へ持ち帰り実際に弾いた時の、感動!

音がいい!!

とにかく音が透き通った、クリアな音です。そして大きめのボディーから響く残響音。もう言う事なしですね、これは。鳴りも良くて、とにかく欠点がないアコギです。

タカミネの代名詞でもある「エレクトリック・アコースティックギター」(以下エレアコ)としての音も出してみました。タカミネのエレアコは他社(例えばヤマハ)と比べてシャキシャキした音が特徴なのですが、それがまた心地良いのです。

YouTubeでは音の良さはなかなか伝わらないかもしれないですが、弾いていて感動ものでしたね。それまでは主にヤマハの比較的安価なアコギやエレアコだったので、「ついに俺もここまで来たか!」と鼻高々ですね。

一点間違いがありました。私、ず―っとこのギター「30万円」で買ったと思っていたのですが、この動画のコメント欄を見ると

35万円

ですね。要するに「600日頑張ったら、30万円(くらいの)ギターを買う!」といった感じだったのかなと思います。

このギターは作曲、録音、そしてライブと大活躍です。そして今も現役です。

ちなみに私の行きつけの楽器店の店長さん曰く「もうこのアコギの木材は入手できない、今これをオーダーしたら倍の値段がするだろう。このギターは良いギターだ。」とのことでした。

タカミネというメーカーは岐阜県中津川市にある国産のギターメーカーです。アマチュア・プロ問わず、使っているギタリストは大勢いますね。でも最近はギブソンやテイラーに乗りかえる人も多いようです。

私はタカミネを大事にしていきたいですね!

と言ったところで今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。

では、また

きよ

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