パッと弾けるようになるには早すぎる 10月2日

随筆

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昨日書きましたマーシャルのディストーションは、今日キャンセルで我が家に戻ってきまして、ジャンク扱いで5000円引いた価格で再出品したら10分くらいで即購入。これで元々売れるはずだった額からはだいぶ目減りしてしまいましたが、お金になる分良しとします。そもそも思った音にならないエフェクターならば、手放した方がエフェクターのためにもなるというものです。

で、先日から最近続けていましたチューリップの曲を録音するのを一旦ストップしまして、自分のバンドの曲の打ち込み&録音を始めました。特にアコースティック編成の曲はデモ音源が存在していないものも多く、これだとメンバー間の曲構成の共有が出来ませんので、余計な時間と手間を取ってしまいます。ここは差し出がましいのですが、私が音頭を取ってデモを作っていきたいと思います。とりあえず1曲分さらっと作りまして、せっかくですから私のアコースティックギターの演奏を凝ったものにしたいと、本番ではないギターソロを録音してみました。が・・・ミスばっかり。ちなみにこの曲は私が作曲したもので、私しか構成を知らないのです。厳密にはメンバーも知っているのですが、どこかあやふやなのです。そこのところをハッキリさせたいと思って作ったのですが、どうも下手過ぎて・・・まぁでもこれは仕方がないですね。普段弾いていないパートをいきなり上手く弾こうと思っても、それは無理ってものです。練習をしない野球マニアがバッターボックスでホームランを打てるはずがないのと同じです。練習する。そこで出来なかったらなぜできなかったのかを考えて、出来るようになるまで練習する。これが基本です。これくらいやらないと、演奏もAIに取って代わられるというものです。いや、もうすでにAI・・・というか打ち込みの段階で、ギターは本物のギタリストが弾いているのと同じくらいのクオリティーが出せるようになっています。恐ろしい時代です。でもこれだけは言える。

AIは楽器を弾ける楽しみを与えてくれない

AIがどんなに速く正確に、そして聴く者を熱狂させる演奏が出来たとしても、それは演奏者にとっては何の楽しみも与えてくれない、何とも味気ないものです。ひょっとしたら将来、その演奏できる楽しみすら与えてくれるAIが登場するかもしれませんが、それは何ともつまらないものだと、昭和生まれの私きよの独り言です。ちなみにギターのネックに埋め込まれている「フレット」はギターの弦を正確に押さえて音を出すための工夫だと言われています。バイオリンや三味線にはフレットがなく、その分正確な音程を出すのが難しいとされています。これもギターという楽器を弾ける楽しみを与えてくれた先人の知恵なのかもしれませんね。

今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。

では、また

きよ

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