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こんにちは、きよです。
今回は今日始めたばかりのギターについてに関して【ピック】の事について触れたいと思います。
私見ですが、僕の結論から言いますと
「弾き始めはピックは使わない」
と決めています。理由はいくつかありますが・・・
ひとつめは=ピックを持って弾くよりも、音を鳴らす方が大事、だからです。ピックの持ち方とかを教えられてる方が多いのですが、とても挫折しやすいやり方だと思ってます。ピックがなくてもギターの音は十分鳴らせます。いきなりピックで全弦または6弦は弾かないとか、難しすぎます。なので、僕の場合はピックは持たない事を勧めています。
ふたつめは=ピックを使うことに気を取られるからです。正しいピックの持ち方とかは確かにあると思うのですが、そればかりに気を取られて、右手の動きが滑らかでなくなる方がほとんどです。それを上手くクリアできない人から挫折していきます。それよりも最初は音を丁寧に滑らかに鳴らすことが出来た方が、後々のためだと思ってます。
みっつめは=ピックがどこかへ飛んでいく、くるくる回るなどのトラブルが多いからです。弾き始めの頃はピックを持つ手も固いので、必要以上に力を入れている方が多いです。その状態でストロークの練習をすると(しかも大概の方はダウンアップのストロークを教えます。これも挫折の原因だと考えてます)上手に弦にピックを当てる事が出来ず、ぎこちなく触れたピックの角度が変わってしまい、どんどん回っていってしまいます。それを続けていると、やがてピックはどこかへ飛んでいくか、足元に落ちます。これが挫折の原因のひとつにもなってしまいます。
繰り返しになりますが、元来ギターはピックがなくても演奏できる楽器のひとつです。弦楽器としては珍しい部類だと思います。バイオリンは弓を使いますし、三味線はバチで弾きます。
しかしギターは「爪弾く」とも書く通り、ポロンと鳴らすだけでも十分に魅力的な弦楽器です。
もちろんSNSの動画などでピックを使った速弾きのテクニックや、あるいはピックは使わないけど、アコースティックギターのボディーを叩いたり、フィンガーボードの上をタッピングしながら演奏するスラムなどに憧れる気持ちは、わからなくもないです。
ただ、ギターの初心者の方が同じことに挑戦して・・・しかも独学でトライすることは危険だと思います。始めはゆっくりゆっくりで良いのです。
なぜか?
どのみちゆっくりにならざるを得ないからです。必ず「とある壁」にぶつかります。そこをクリアするのには必ず時間が必要です。一朝一夕でクリアすることはなかなか難しい壁です。
次回はそのあたりについて触れてみたいと思います。
それでは今回はこのあたりで筆を置きます。最後までお読みくださりありがとうございます。
それでは、また。。
きよ
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