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1983年、私は9歳でした。
2024年12月22日今日現在は50歳になっているわけですが、視聴率がどうとか何やかんや言っても
紅白歌合戦が好きです
裏番組がどんなに魅力的でも(絶対に笑ってはいけない、とか)、必ず紅白を優先して観ていました。これは自分が、というよりは両親が「紅白一筋」だったこともあり、必然でした。
で、自分が過去に遡って「紅白を観たのは、いつ頃か?」と考えた時、どうも1983年、昭和58年になるのではないかと思います。なぜかと言うとこの時の紅白は我が家に合ったラジカセで録音した記録があるからです。さすがにもうその時のカセットテープはないのですが、その時の紅白で最もよく覚えているのが
アルフィー(ALFEE)
でした。今年結成50年・・・つまり私が生まれた年にデビューして、2024年の紅白に41年ぶりに出場するという事で話題になっています。
この「41年前」のアルフィーをよく覚えています。他の出場者がアイドルだったり、演歌歌手だったりする中で「ロックバンド」として出演していたのはアルフィーとサザンオールスターズくらいだったと思います。
その時アルフィーが演奏したのは
メリーアン
でした。今思うと紅白ならではの曲の構成で、1番と3番だけでしたが、その短い中でも魅力というか好奇心をそそられました。
この動画が紅白のものだったかは定かではないのですが(おそらく違ったと思います)、大体これと思って良いでしょう。
私が思うアルフィーの魅力はいろいろあります。
- 3人によるボーカルのハーモニー
- エレキギターの音
- アコースティックギターのテクニック
- 洗練された歌詞
- 聴きやすく覚えやすいメロディー
など、もっと上げればきりはないのですが、これらが全て合わさったのが「メリーアン」だったと思うのです。ご承知の通り、このメリーアンがヒットしてアルフィーは80年代中期から後期にかけてヒット曲を連発します。
- 星空のディスタンス
- STARSHIP
- 木枯らしの舗道
- シンデレラは眠れない
- 霧のソフィア
- 風曜日君を連れて
- Sweat & Tears
- Rockdom-風に吹かれて-
などです。この頃は「ザ・ベストテン」「歌のベストテン」「ヒットスタジオ」などテレビ各局、様々な歌番組を放映していましたが、やはり紅白でのメリーアンは特別でした。
今、思うと自分が音楽を好きになったきっかけの曲でもあります。それまではラジオを聴いてもあんまり歌には興味がなかったし、まだファミコンも自分は持ってなかったし、せいぜい落書き帳にマンガを描いて遊んだりしていた頃です。
ロックという言葉は知らなかったですが、その刺激には心を揺さぶられました。
ギターという楽器を弾いてみたい!という気持ちに駆られたのも、この頃だったと思います。実際にギターを弾くようになったのは、その6年後の15歳からだったのですが、何とは無しにエレキギターやアコースティックギターの音色に憧れたし、奏でてみたいと強く思いました。
50歳になった今、もし過去の自分に出会えたとして、
「お前は大人になったら、こんなにギターが弾けるようになるんだぞ」
と教えてあげたいです。それから私は良い思いも嫌な思いも体験していくのですが、その傍らにはいつもギターがあって、その音色が心を癒してみたり、気持ちを奮い立たせたりしてきたのだと思うと、続けていて良かったなぁ、とつくづく思わずにはいられませんね。
と言ったところで今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また
きよ
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