最近はギターの腕が明らかに衰えているので、それの鍛錬に力を入れています。だいたい毎日午後2時にスケール練習をしています。主にクロマチックスケール・・・半音ずつ上がったり下がったりするフレーズです。人差し指、中指、薬指、小指と全ての指を使うので、指の準備運動として一番いいかなと思ってます。終わったら主に自分が苦手な弾き方を練習するようにしています。今の課題は
- アップピッキング
- トレモロピッキング
の向上です。ギターはだいたいダウンピッキングが多いのですが、オルタネイトピッキングと言ってダウン・アップ・ダウン・アップを連続で弾くことを私はついついダウンピッキングとレガートで高い音まで弾いてしまう癖があります。これを矯正することでより表現力を広げたいと思ってまして、意図的にアップピッキングを意識したフレーズを弾くようにしています。
トレモロピッキングはマンドリンの様に同じ音を連続で弾くことをいいます。昔はこの弾き方は得意だったのですが、いつの間にかたどたどしい音しか鳴らなくなってしまいました。この奏法はアコースティックでもエレクトリックでも使うので、必ず弾けるようになっていたいですね。
一番大事なのは「この練習を継続する」ことだと思います。私が一番なりたくないのは
昔はもっと弾けた
というギタリストになることです。演奏に勝ち負けはないと思いますが、昔の自分に負けたかどうかは、自分自身が一番わかっている事です。そこにごまかしがあっては、いけないのです。プロのギタリストも昔は弾けたフレーズが弾けなくなることはよくあることだそうです。そこに慢心があったとしたらそれ以上の向上はないわけで、昔の自分に憧れることはあまりしたくないのです。
今はSNSなどで暇が潰せてしまう時代です。毎日決まった時間に練習することは大事な事だと思います。昔は練習という言葉が嫌いでした。好きこそものの上手なれ、放っておいても楽しくて弾きまくっているのが常でした。ただ今の環境は夢中になって弾いていると、そういう時に限って次男10歳が邪魔しにきたり、家内が急に部屋に入ってきて話しかけられたり・・・気が散るので最近は没頭して弾くという事がなくなっています。なのでこのところはエレキギターをアンプに繋がない状態で、家内や次男がいるリビングで練習しています。これなら邪魔はされません。そんな努力を継続することで「昔はもっと弾けた」という幻想から抜け出したい、と切に思っています。
今回はこれで筆を置きます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また
きよ
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