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先日、過去にスタジオ練習で知り合いました友人がデュオでライブに出演したという知らせがありました。こちらの方は元々キーボーディストで、当時は椎名林檎・東京事変系の音楽を演奏していました。私はそのグループにスタジオ練習1回だけ参加した事がありまして、その時から音楽に関して色々とお世話になっている方です。
この方はキーボードと並行してアコースティックギターでバッキングをすると言う事もやっています。歌い手さんは変わられているのですが、その傍らでギターをかき鳴らして実に楽しそうです。おととしに市内の「ひこざえもん」というライブバーで見た時が初めてのユニットでのステージでした。
その間私はオリジナル曲の制作や元々参加しているバンドの練習をやっていて、久しく人前での演奏というのはやっていないです。私がもっと外で活動出来ればいいのですが、家庭の事情もあってほとんどそういう活動は出来ません。普通社会人バンドならば、平日の夜とかに集まってスタジオ練習したりするのはごく一般的だと思うのですが、それが出来ない自分にとても不甲斐なさを感じます。その反面、外での活動がない分、録音技術が向上していまして、例えばバンド演奏をそのままパソコン上で再現するなど、一定のスキルを身に付けられたのは、ひとえに対外的な活動が出来ないことによる副産物と言えます。
さてそんな状況で、友人のライブがあるという事で、本当は見に行きたかったのですが、上記の通り事実上夜間の外出不可状態なので、せめて何か協力できないかと思って、ライブでの物販であるステッカーを購入しました。いいライブになると良いなと思っていましたが、当日の様子を友人から聞きまして、お客さんの反応も良く充実したステージだったとのことでした。イイですね。
後日動画を見せてもらいましたが、前述の「ひこざえもん」でのライブよりもギターのストロークが安定していて、とても歯切れの良い演奏でした。歌い手さんも音程のしっかりした伸びのあるボーカルが印象的でした。何より見ていてくれているお客さんの手拍子が温かく、きっと演奏者も気分よくいられたと思います。
私は過去にひとりで弾き語りなど細々とライブ活動していた時期がありましたが、お客さんは2人とか、そういうレベルでした。もっとも当時は私のつたないオリジナル曲がレパートリーだったので、誰も知らない歌なんぞは聴くはずがないのです。こういう「聴き手のニーズを考えたリサーチ」というものは常に考える必要があります。それでも今やっているバンド「Spiral Pocket」はほぼ全てオリジナル曲なので、これは宣伝とより洗練された演奏をしていくしかありません。そのための努力はしてもしても足りないと思います。
今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また
きよ


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