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先日「アコースティックギターのオリジナル曲で難しい曲を作ってしまった」という事を書きました。で、本当に難しいのか、カメラで一発撮りに挑戦しました。
祈りの涙、という曲です。
実のところ今はこの曲を含めて全体のレパートリーの練習中なのですが、特にアコースティックギターの曲はごまかしが効かないので、丁寧に且つ正確に弾く必要があります。
で、さっきまで撮影していたのですが、何回も何回も失敗してました。いいところまで弾けていても、途中で間違えたら、また最初からやり直しです。もちろん動画ファイルなので、間違えたところだけパンチインすることでごまかしは効くのですが、そこをあえて通して弾くという事に徹底しました。
なぜかと言えば、これも練習の一つになるからです。バンドの曲は録画しておいて、後から見なおして問題点を確認して次に活かすことが、とても大事だからです。適当に終わらせてはいけないのです。
あと単純にテンションが上がりますね。「こんなことも出来るんだぜ!」と言うような自己顕示力もあると思います。そういったところから新しい発見もあります。
いつも言っている事ですが、「昔の自分の方が上手だった」という言い訳は、あまりしたくありません。確かにあのころと比べると練習時間が少なくなっていたり、他の事が忙しかったり、ライブが近くなると殊更に練習量が増えます。
今はそのいい意味での緊張感がないので、つい練習をサボりがちになります。僕がもともと所有しているギターが比較的高価なので、次男9歳が部屋のあちこちで暴れまわっていてもギターが壊れるとか、傷がつかないかと心配しなくても良い、安く手に入れたギター(25000円)もあります。
要は練習できないというのは、自分に都合の良い「言い訳」に過ぎないと思うのです。テレビ見ながらでも練習は出来ます。もっとも私はあまりテレビを見ませんが・・・
以前は1日5分でもギターに触る、と申し上げました。でも実際に弾き始めると止まらなくなって、最低でも30分は弾いています。それくらいの楽しさはあるんですね。趣味ですから当然なのです。苦ではないですからね。
この「祈りの涙」はかなりスローテンポなので、粗が目立ちます。本当にごまかしが効かないので、いつも真剣です。動画を改めてみると・・・やっぱり失敗している箇所とか、わかってしまいます。でもそれでいいのです。練習なので、間違えたり苦手なところが動画を通じてわかれば、後はそこだけ練習して克服していけばいいだけの事ですから。練習で弾けないものを本番で弾けるはずがありません。上手くなるには、苦手を克服して全体が整うように、繰り返して練習するより道はないのです。
と、根性論で語るよりも、楽しいからギターを弾く、楽しいから曲を作る、それでいいのだと思うのです。好きこそものの上手なれ、という諺の通り、楽しんでやっていれば、過去の自分と比べるのもバカバカしくなっていくでしょう。今は今なのですから。
今が全盛期です!
今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また
きよ
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