続・マーシャルの音を求めて 4月11日

随筆

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マーシャル(Marshall)という主にギターアンプを製造販売している、最大手のメーカーですが、これの音に惚れ惚れしたギタリストはプロ・アマ問わず、たくさんいます。

エリッククラプトン、ジミーペイジ、ジェフベック、ジミヘンドリックス、イングウェイマルムスティーン、マイケルシェンカー・・・などなど。ちょっと思いつかないですが、数えきれないです。

歌番組でよく見るバンドの人々は一様にマーシャルJCM900を使っています多分当て振りなので、音は出していないと思われますが・・・)

で、そのマーシャルの音を求めて当然マーシャルのアンプを買うのですが、なかなか定着せず手放すケースも少なくありません。どういうことか?

マーシャルの音に限らず、ギターアンプの音はどうしても大音量で鳴らさないと、本来の音になりにくい、と思います。私もいくつかマーシャルのアンプを使っていた事があるのですが、

2W、5W、100Wと合計5つくらい所有してたことがあって、今はORIGIN5という真空管アンプを使っています。このアンプは5Wモードと0.1Wモードあって、音の大きさを選択できます。5Wとはいっても、部屋の中ではとてもうるさいので、いつも0.1Wモードで鳴らしてます。それでも大きすぎるくらいです。

一番小さなものは別名「小マーシャル」と呼ばれるミニアンプで、主にストリートライブでギターソロを弾く用に使っていました。なかなか面白い音が出ます。一番大きかったのはVS100という100Wのものすごく大きな音が出るアンプで、当時は田舎の一軒家に住んでいましたから、かなり大きな音で使っていました。

5WのDSL5というアンプも長い間使っていました。このアンプも5Wと0.1Wで出力を変えられて、大体0.1Wの方で弾いていました。

ただ、ただ一つどうしても許せなかったのは、常にアンプの歪みばかり使うわけではない、という事です。先述した通り、アンプの本来の性能を引き出すには、大音量でないと伝わってこないと感じるからです。小さい音で鳴らすと、どこか気の抜けたような音になってしまい、段々それが自分の中で許せなくなってしまいます。それで手放してしまうという事がずっと続いてきました。

幸い今使っているORIGIN5はクリーントーン(歪ませていない音、の意)がとても良いので、使い続ける気でいます。それでもマーシャルの音が欲しい!ということで、アンプでデカい音が鳴らせないなら、小さな音でもマーシャルの音が出せる「エフェクターが必要だ!」というふうに考え方が切り替わっています。

それでいくつものエフェクターを使いました。マーシャル社からリリースされたモデルは

「シュレッドマスター」「ドライブマスター」「ガバナー2」「ブルースブレイカー2」「ジャックハンマー」です。

他のメーカーのエフェクターでは、「ワンプラー ピナクル」「テック21 ホットロッドプレキシ」「AMT M2」「エレクトロハーモニクス イングリッシュマフィン」「ボス スタックドライブ」などです。

下の動画はジャックハンマーを使った音です。

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これらの中で生き残っているのはピナクルとスタックドライブだけで、あとは全て手放しています。それくらい

マーシャル愛に満ち溢れている、のです。

だったら、そのピナクルとやらで、いいじゃん?」いう素朴な疑問がありますが、自問自答した結果

  • マーシャル社がリリースしている事
  • アナログである事

という2点が挙げられます。

「マーシャル社がリリース」というのは、結局どこまで行っても他社はマーシャルのコピーであって、気分的に所有欲とでも言いましょうか、どこかスッキリしないのです。あと先述した「マーシャルの音が欲しい!」という「欲しい!」という言葉には「マーシャルじゃなきゃダメ!」というこだわりがあると思います。ここでピナクルは脱落してしまいます・・・とても良い音なんですが。

2点目の「アナログ」というのは、実のところデジタルのエフェクターはぶっ壊れるという気がして、どうにも懐疑的です。壊れることがないように思えるエフェクターという機材ですが、足で踏んで効果のON/OFFしてますから、体重がそのままかかります。それがずーっと続くので案外壊れることがありました。ある時はフットスイッチが効かなくなったり、ある時はフットスイッチで踏んでもチャンネルが切り替わらなかったり、ある時はボリュームが効かなかったり、配線の関係で火花が散って動かなくなったり、異音を出したり・・・と枚挙に暇がありません。ここでスタックドライブも脱落です。これもすごくいい音なんですよね。

それで何が言いたいかと言いますと要は

マーシャルとロゴが入った歪みエフェクターが欲しい!という事です。やっぱり一家に一台はマーシャルを!

で、狙っているのは「シュレッドマスター」「ドライブマスター」「ブルースブレイカー」などです。元々は何年も前にリリースされていたラインナップだったのが生産終了となり、最近再リリースされたものになります。早速「ブルースブレイカー」に「いいね」ボタンを押していて、買う気満々のきよさんでした。

今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。

では、また

きよ

マーシャルのシュレッドマスターは、90年代の熱狂を詰め込んだ伝説のディストーションペダル!ギターに火をつけるような爆音と分厚いミッドが特徴で、ロックもメタルもゴリゴリにキマる。これ一台でマーシャルスタック気分、音作りが超楽しい!

生産終了となって長らく手に入らなかったこのエフェクターがなんとリイシューとして販売!これには世界中のギタリストが驚愕!販売開始と共に即完売。なかなか手に入りにくかった、大人気モデルです♪

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