「むとんちゃく」さんとは結局一緒に音を出すことは、はじめにあった時のカラオケだけだったのですが、案外交流はありました。
むとんちゃくさんについては、こちらを参照してください↓↓↓
デモ曲は完成度が高かったし、なぜかビクビクしていたり、よくわからない人でしたが、実はとても
いい人でした
超遅刻はしますし、こんなこともありました。
打ち合わせをするために、とあるショッピングモールの喫茶店に行くことにしていたのですが、急に
「服が見たいから待っててください」
と言い出しました。まぁ服を選ぶくらいの時間はあってもいいだろうと、私は待つことにしたのです。
3分、5分、10分、15分、30分・・・
女性は男性と違って服を選ぶのも時間がかかるとは思うのですが、人を待たせておいて時間ばっかりかけるのは、いかがなものかと。
ついに1時間経った時に「そろそろ我慢の限界だ」とばかりに、私も中に入る事にしました。なぜこんなに待ったかと言うと、店の入口が女性の下着売り場で、入るのが恥ずかしかったからです。
でもそんな事を言っている場合じゃありません。とにかく店内を探し回りました。
「いない・・・」
謎でした、そうしたら
店の外にむとんちゃくさんがいる!
あのねぇ、いい加減にしてよね。さすがに呆れてしましました。さすが「むとんちゃく」さんです。半端じゃない。いつの間にか店の外に出ていたのです。結局服を買ったかどうかはわかりませんでした。
それでも喫茶店での打ち合わせを何とかすませ、次以降の活動について話し合いました。話し合うというよりは、私が勝手にしゃべってるだけで、相変わらずビクビクしていました。
ここからが、むとんちゃくさんの良いところです。
先日書きました「私が若いメンバーのバンドをやめてやる!」と言ったライブを皮切りに、私が参加したライブに、むとんちゃくさんは必ず来てくれました。
これは・・・何とも言い現しにくいのですが、バンドをやっているものとして、見に来てくれる人がいるというのは、ことのほかとても嬉しいのです。
感激すらしましたね。
どんなに遅刻して人を待たせたりしても、私の事を信頼してくれている人なんだと思うと、何て良い人なんだと思いました。
感激した私はさらに活動を良いものにしようと、デモ音源の制作に努めました。それがこの曲です。
私はラグジュアリーは知ってるけど、「グラジュアリー」は知らなくて「何かの間違いじゃないの?」と尋ねたのですが、グラジュアリーだと言い張るので調べてみると
次第に、徐々に
という意味があるそうです。知らないのは私の方でした。
この曲も歌詞がありません。カラオケの演奏だけとなっています。むとんちゃくさんが持ってくるハードな曲はどれも似たような感じですが、その辺りのアレンジは今後の課題で、どうやってリアレンジしていくかを決めようかな、という矢先に
音信不通
となりました。
さあ、これからという時に未読スルーとなりました。
いろいろあったむとんちゃくさんでしたが、唯一実際に会って、何度かやり取りした数少ない人物として私の記憶に強く残っている人でありました。
むとんちゃく編はこれにて終了です。ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回はこれで筆を置きます。では、また。
きよ
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