音信不通シリーズ「迷い道くねくね」12月30日

随筆

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久々に書きます「音信不通シリーズ」

今回は1度だけセッションした方との話です。

名前は全く忘れましたが、名古屋市内に住む女性の方から「ユニットをやりたい」という応募がありました。その人はバンドのボーカルもやりながら、弾き語りでライブもやっているという、とてもアクティブな方でした。

で、やりたい曲が

渡辺真知子の「迷い道」

フラワーカンパニーズの「深夜高速」

の2曲でした。真面目な私はこの2曲を必死に練習しまして、特に迷い道はかなり難しかったのですが、ギター1本でほぼ完全にコピーできるくらいまでになっていました。

深夜高速はファンの間でも人気の高い曲で、私もこの曲を気に入っていました。

アクティブな方と、演奏がしっかりした者同士がユニットを組めば、相乗効果でこれは良いものが出来るのではないかと思いました。この時は。

そして一度セッションしましょうと、スタジオに入りました。確か当時37歳で子供がいるとか言っていました。彼女はアコースティックギター1本持ってきて、私もギター本と、スタジオで貸し出ししているシンセを用意して、セッションに臨みました。

さすがにしっかり練習していただけあって、なかなか息の合ったセッションになりました。

「これはいけるぞ!」という確信を持ちましたし、先方も悪い気はしていなかったようです。

が、音信不通に

これについては、結構悩みました。ここにきてなぜまたもや音信不通だったのか?理由は先方の気まぐれなのか、都合が悪かったのか・・・ある結論に至りました。それは

私の演奏が良くなかった

からだと思います。少なくとも先方から見た話だと思いますが・・・

つまり先方は盛んにライブをやってきている猛者なわけです。おそらく優れた演奏もたくさん見聞きしているのでしょう。それに比べて私の演奏は、つたない、物足りない演奏技術だったのではなかったか、と思えたのです。

で、それを面と向かって言いにくいから、やむなく音信不通という形を取ったのだと考えました。

にしても、まぁ失礼な話ではありますけどね。

この出来事以降、もうユニットでの音楽活動は一切受け付けません、と決めました。だって割に合わないですからね。私もやるからには懸命に準備を重ねて、音を出す当日には先方に失礼がない程度まで仕上げていきます。そこを音信不通で終わらせられると、さすがに

徒労感

が強くなります。この話もそうだったわけですが、それ以来「迷い道」も「深夜高速」も演奏することは二度となくなりました。

むとんちゃくさんの様に元からある曲のアレンジ

そらじんさんの様に本人がリアルタイムで作った曲をアレンジ

私が作った曲に詞を付けてもらうのも音信不通に・・・

こう並べてみると、私の技術不足なのかな?と考えてしまいます。うーーーーーん、これ以上は限界がありますね。そういった意味では、今やっているバンド「Spiral pocket」が一番居心地よく思いますね。

この話はこれで終わりなのですが、2023年にこれまたバンドを巡ったちょっとしたトラブルがあった事を思い出しました。これもまた後日書こうと思います。

基本的にこのブログは年中無休、正月も続きますので、ご都合良い方はどうぞ遊びに来てください!

今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。

では、また

きよ

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