毎度おなじみの音信不通シリーズです。
今回は前回「スクランブルエッグ」という曲で紹介しました「そらじん」さんの作詞作曲で
【通じない心】という曲です。
このそらじんさんは録音をどうやってしているのか不明なんですが、必ずと言っていいほど「アカペラ」でデモ音源を送ってきます。ただそれだと私が聞き取りにくい面もあるので、手拍子でもなんでもいいから、何かリズムになるものをバックに録音してください、と頼みました。
そうすると「おもちゃのキーボードならある」とのことだったので、今回はそれに合わせてデモを作ってもらいました。歌もはっきりした声で歌っていて、思ったより完成度は高かったと思います。
非常にユーモラスな内容で、好感が持てます。歌の音程がはっきりしていて、むしろ上手な部類ではないかと思いました。却って私が仮で入れた歌の方が下手に聴こえます^^
そんなアレンジを加えたのが、次の動画です。
テンポは原曲と同じにしています。今の技術ならばそらじんさんが歌った声にアレンジを被せることも可能だと思うのですが、あくまでも仮は仮であって、その辺りは今後詰めていこうと考えた矢先に
音信不通
となったわけです。これ以外にもまだ2曲くらいあるのですが、1曲1曲アレンジをするたびにアレンジしたデモを渡せなかったのに対して、そらじんさんの制作スピードが思いのほか早くて、アレンジを詰めるところまでいかなかったですね。
冗談ではなく、これだけ曲が考えて浮かぶならば、いろんな音信不通の人の中でも、最も本当に活動出来たのではないかと思います。
そういった意味でとても惜しい人だったなぁと思います。これも以前書いたかもしれませんが、今私がやっているバンド仲間にこの話をしたら
「きよさんが作ったアレンジだけ持って逃げたんたじゃない?」と言われました。そこまでアレンジが良かったとは思っていませんが、どうせならもっと洗練されたアレンジをパクって逃げたらいいなとさえ考えますね。
そもそもギャラをもらってやっている制作ではなく、あくまでも一緒に活動したいという一心でやっている事なので、そういう駆け引きは必要ないと思っています。その考え方は今でもこれからも続いていきます。もちろん始めからギャラが発生する事(ココナラなど)であれば、それは頂きますけどね。
歌っていて一番恥ずかしかったのは、合い間合い間に入る「キャオ!」というフレーズです。あれはいったい何なんでしょうね?その真偽もわからないまま、そらじんさんはどこかへ消えていきました。確かまだ若い方だったはずなので、どこかで音楽活動しているかもしれませんね。
今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また
きよ
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