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ゴールデンウィークが始まりまして、わがバンド「Spiral Pocket」の1ヶ月ぶりのスタジオ練習がありました。このところギターの練習をサボりがちで、ギターの弦は010-046の太さを使っているのですが、指先に食い込んで痛かったです。ギタリストの左手の指先は必ず硬くなっているものですが、ここ最近は柔らかくなってしまい、まるで初心者のようでした。
そしてプレイの方はと言うと・・・ダメダメでしたね。曲ごとのスケールが全然合っていなくて、自分でも何を弾いているか、さっぱりわからないような状態でした。
非常に憤りを感じました、自分自身に。いつもちゃんとスタジオの日までに自分のポテンシャルを最大限まで引き上げてその日に臨むのですが、今回は・・・というか前回も、自分のプレイができていないと感じました。うーん、重症だ。
ただ今日の練習で反省点は多く見られたので、その点では良かったと思います。まず
曲を覚えていない
これに尽きます。覚えていない曲のコード進行やらギターソロやら、弾けるはずがありません。それくらいは頭に叩き込んでいて当然なのであります。これはひとえに練習不足に他ありません。たるんでますね。ちゃんと弾きこまないといけません。反省。
次に思ったのは、特にギターソロに関して
手癖で弾いている
これは結構難しい問題なのですが、決まりきったマンネリのフレーズばかり弾いてしまうという事です。そうするとありきたりなプレイをなぞっているだけになってしまい、結果曲が冴えない感じになってしまいます。これを解決するには例えばYouTubeなどで上手な人の演奏を見聞きして、自分が使えそうなフレーズを研究する方が良いです。ギターには基本的に楽譜がないので(厳密にはありますが私は使いません)、目と耳で覚えるのが良いと思います。
あるとすれば出来ればですが
他のメンバーの道しるべになる
ことです。本来は全員が自分のパートを覚えて、きちんとした演奏になるのが目的なわけですが、私だけではなく他のメンバーも記憶があやふやで、誰がどこを弾いているか分からなくなって、演奏そのもが迷子になってしまう事が多々あります。そこで私がリードする形で全体の曲の進行をわかりやすく表現する。これができると他のメンバーも自分のパートを思い出して、より良い演奏を引き出せるようになります。特にギターは唯一「コードの和音」が弾ける楽器なので、迷子になった曲の演奏を元に戻しやすくなります。もし私が演奏そのもので迷子になっていたら、他のパートもメチャクチャになってしまいます。私が作った曲を私自身が忘れていた、なんて場面も何回かあったので、そこはしっかりしないといけないと思いました。
最後に
演奏する曲を絞り込む
ことです。レパートリは数えてみると12曲ありました。実際のライブは大体30分から40分くらいなので、6曲か7曲ほど演奏します。その曲目を絞り込んで、繰り返し練習すれば効率よく出来が良くなっていきます。今は「次何やる?」と考え込む時間が多くあるので、メリハリのあるセットリストを考えておくのが必須です。
曲のスタジオ練習は散々でしたが、課題も多く見つかりました。これを踏まえて次回のスタジオまでしっかり練習しようと思います。
今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また
きよ
故・佐久間正英さんの著書『直伝指導!実力者プレイヤーへの指標』は、プロフェッショナルな演奏家を目指すすべてのミュージシャンに向けた実践的な指南書です。単なる技術論にとどまらず、「聴く力」「表現力」「人と音を合わせる力」といった、本質的なスキルの重要性を深く掘り下げています。佐久間さん自身がプロデューサー、プレイヤーとして第一線で得た経験と哲学が、具体的なアドバイスとともに惜しみなく綴られており、読む者に自らを見つめ直す機会を与えます。本気で成長したいプレイヤーに必読の一冊です。
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