アコギで練習する意味 4月19日

随筆

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来週の日曜日に我がバンド「Spiral Pocket」のスタジオ練習があります。約1カ月ぶりです。これと言ってライブが控えているとか、そういうわけではないのですが、とりあえず音を出して遊んでいるといったところでしょうか。

練習している曲はおそらく全部で10曲ちょっとくらいだと思います。カバー曲や、昔からある曲を除くと、このメンバーになってからの練習曲は5曲くらいになります。この中の4曲くらいが私の作曲です。もうちょっとあったかもしれません。

このバンドの強みは「エレクトニック」サイド「アコースティック」サイドの両面を持ち合わせているところです。アコースティックでは私がアコースティックギター(以下アコギ)で、ドラムさんはカホンの担当になります。この二つのジャンルは明確に分けていて、アコースティックな曲はしんみり聴かせる曲がメインです。で、エレクトニックではポップス、ロックに変わります。

一番新しい「虹」という曲がありまして、この曲は最初にアコースティックサイドから始まり、曲中でエレクトリックに変わるという方法が用いられています。けっこう有りそうで無かった転換かなと思っていて、ライブを見に来た人はきっと驚くだろうという期待(?)を込めて作りました。

で、今日はアコースティック用の曲を弾くためにアコギを使ってスケール練習していました。今日の相棒は「ハミングバード」です。最近はタカミネやスタッフォードに比べて出番が少なかったので、今日は可愛がってやろうかと。

すると今日はいやに音が良いのです。なかなかこの辺の表現は難しいのですが、乾いた音と湿った音がバランス良くなっているなと思いました。乾いた音は高音、湿った音は低音。これが歌うかのように聴こえるのです。

あとこのハミングバードの欠点である「弦同士のピッチがうまく合わない」という事があるのですが、今日はやはりピッチがピッタリ合っているように感じました。

ひょっとしたらあまり弾いていなかったので、久々の出番に頑張ってくれたのかな?と思います。他のギターばかり使っていると、使われなかったギターが焼きもちを焼いて思った様な音が出ない事があるのですが、今日は機嫌が良かったみたいです。

そしてこのギターで30分くらいでしたが主にギターソロの練習をしていました。エレキギターばかり弾いていると、アコギを弾こうとした時に指先がかなり痛くなってしまうのですが、今日はそれにも耐えて続々と思い浮かべたフレーズを一生懸命弾き続けました。気持ち良かったですね。次はちゃんとタカミネ君かスタッフォードちゃんを愛でてあげようと思います。

今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。

では、また

きよ

アコギで練習する時に使っているギターの弦は高寿命でコストパフォーマンスが良い

「エリクサー」

で決まりです。一度張ったら手の汗や汚れに強いこの弦は全然錆びません。自分の肌感では3ヶ月から半年は音の劣化が無いです。高寿命な関係で良い音が続くというのは着眼点が良いといいますか、弦が切れるのが勿体ないので、大人しく弾いていたりしてその分フィンガリングが丁寧になるという現象も起きます。やや値段が高いと感じるかもしれません。でもこれだけ錆びずに音の劣化が小さいギターの弦は一度使ったら良さが分かります。弦が錆びない・音が良い、これがギタリストの感性を研ぎ澄まして、ひいては良い音を出せる自分自身のポテンシャルは爆上がりですね。それがリスナーに気付くことでライブも音源もカッコいいサウンドを贈ることができるでしょう♪


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