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今日は私の作った曲「成功」のダビングの続きをやっていました。前回はシンセサイザーによるストリングスのパートまでを打ち込みました。今日はどこまでやったかと言うと
エレキギターのバッキングとボーカルラインの打ち込みです。
エレキギターはこの楽曲で唯一「生音」で録音するパートです。以前買いましたギターアンプ「ハイワット」の音をモデリングした「Tech21 Leeds」を使って音作りをしています。イコライザーの設定次第でもあるのですが、全体的に高音が強めに出た音になっています。高音が出すぎていたらパソコン側で高音は削れますので、後々処理をします。
ギターはハムバッキングのギターを使ったので、全体的に音が太い感じがします。もっとジャリジャリにしても良かったのですが、そうするとアコースティックギターの音とかぶってしまうので、その辺りは調節が必要です。
今回はベースの音がけっこう動くので、それに合わせた演奏をしています。ただベースでスラップの音を別で鳴らしていますので、そこが聞こえなくならないように弾きました。
録音してみて他の楽器と比べるとやはり太さが気になるので、フェーダーで音を若干下げ気味にして、横に振ったらいい感じになりました。アコギとの音のバランスも考えて、どちらも殺さないような音作りを心がけました。
次にボーカルラインの打ち込みです。ボーカルはボーカロイドを使うので、正確な音を打ち込む必要があります。そうは言っても私はキーボードの腕は悪いし、イチから打ち込めるほど音楽理論(?)は持ち合わせていないので、こんな風に作ります。
- パソコン側で使う音色を決める(いつもアルトサックスを使います)
- シンセサイザーをMidiキーボードとして使うので、シンセとパソコンをMidiケーブルでつなぐ
- 作ったオケをバックにシンセでメロディーラインを弾く
- メロディーラインをそのままボーカロイドのトラックに貼り付け
- ボーカロイドのエディターで一音一音歌詞を入力していく
とりあえずボーカルのパートをキーボードで弾いて録音して、後からボーカロイドに変換する。という事です。で、問題なのは私がどうしても上手くは弾けないので、一旦下手でもいいから打ち込むことです。それがないとボーカルのメロディーをイチから打ち込むのは、かなり難しい・・・というか面倒なのでいつもこのやり方でボーカロイドのメロディーを作っています。
今回の曲のキーはCメジャーなので、とても簡単なメロディーになっています。簡単というか白鍵だけで弾けるのです。これがFとかE♭だとけっこう難しい、黒鍵がバシバシ出てきまして、演奏もなかなか大変なのです。その場合はシンセ側で音を上げたり下げたりして、弾きやすいスケールにします。
ここまででボーカルの音の代わりにアルトサックスの音色で作った演奏が完了です。それをボーカロイドのトラックに貼り付けると、それでもうボーカロイドの音が入力された事になります。一旦そのトラックを開いて、歌詞が全て「あ」で入っているので、聴き取りやすい「ら」に全て変えます。そうするとさっき弾いたボーカルのメロディーをボーカロイドで「らー」と歌ってくれます。
今日の作業はここまでです。
正直「こいつ、何言ってるの?」という単語がいろいろ出てきてしまったのですが、要は
ギターの音とボーカルの音を作った
という事です。そんな出来立ての仮の動画を作ってみたので、もし聴いていただけると幸いです。
今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また
きよ
私が長年使っているボーカロイドのライブラリーがこの「V4flower」です。少年っぽい声質が特徴で、低音から高音まではっきり聞かせられるところがとても気に入っています。難しい設定もなくDTM初心者の方にもお勧めです。これを使う事で、自分自身のボーカロイドのスキルが身について、より深い知識と経験が積まれてゆくゆくは最高の作り手になっていくと思います。
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