ボカロ使いのマジック 5月17日

随筆

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かねてから書いています、私のオリジナル曲「成功」のヴォーカロイド(以下ボカロ)パートが完成しました。長かったですね。ボカロを使い始めたのが今から9年くらい前だったと思うのですが、当時は1日1曲くらいのハイペースで作っていましたから、今のペースは相当遅いと言えます。ただこのところバンドの曲の練習だとか、ココナラからのアレンジ依頼など、突発的な作業があったので、いいわけですが捗らなかった部分もあります。

この「成功」という歌は、文字通り「何かしらの事についての、成功」という、珍しい内容です。では何が成功なのか?

  • 恋愛?
  • 結婚?
  • 仕事?
  • 人生?
  • 出産?

などなど、いくつか思いつきますが、そこは私きよさんは、そんな簡単な内容で歌など作りません。今回も未完成ですが、この曲のYouTubeをアップします。

詞の内容については、何と言いますかロマンのない、救いのない、血が通っていない、事象をあっけらかんとボカロに歌わせている。ただただ起こったことを淡々と語っている。

多分この曲、YouTubeから削除される可能性もありますね。過去に数曲削除されたことがありました。上記の様にもっと明るい内容を歌詞にすればいいのですが、どうもその辺の感覚が普通じゃないのです。どちらかと言うとパンキッシュといいますか、アナーキーといいますか、反体制的といいますか。暇な歌は作りたくない、のです。

このあたりの考え方は以前書きました。私の作り出す世界はそろそろ枯渇しているのかもしれません。ボカロで朗らかに歌い上げる力があるのならば、それを負のエネルギーに向かわせるのではなく、もっと明るく前向きなメッセージに変えていく事が、今の自分に出来る事ではなかろうか?と思うのです。

一時期私自身が歌うという事に励んでいたことがありました。私のYouTubeチャンネルの中にも、本人が歌っている動画がちらほら残っています。で、その時悟ったのが

  • 歌う為だけにスタジオを借りるのが勿体ない
  • 家の中では大きい声で歌えない
  • 車の中では機材が持ち込みにくい

といった問題点であり、それを克服するために取られた措置が「ボカロ」だったわけです。理にかなっています。ただその事を私のマイワールドで塗りつぶしてしまうのは、われながら「勿体ない」気がしています。もっと元気で、もっと明るく、もっと前向きな、世界を描いてみたいな?と思っています。齢50年にして初めて悟った真理であります。

こうなったら「外注でいいので」その明るいメッセージを分けてもらいたいです。でも今のところそういった相手が見つからなくてヤキモキしています。いっその事ドリカムやミスチルあたりの曲から歌詞だけパクろうかな?・・・言うなれば「オマージュ」しようかな?と思ったりもします。懐かしいところではオフコースなんかも良いですね。

もちろん作曲までオマージュしてしまうと完璧なパクリになるので、それはしたくありません。でも曲の構成なんかは参考になりますね。音程がどのように動くのか、とか、サビ後のメロディーはどんな音を作るのか、などなど。今の自分には持ち合わせていない技術があるのかなぁと考えます。

いずれにせよ、新曲は残すところ「ギターソロの録音」と「簡単な台詞の挿入」を行うところまで来ました。簡単な台詞とはワンコーラスが終わるたびに、何かしらのメッセージを歌ではなくトーク風に入れる事です。これをボカロでやるのか、VOICEBOXで作るのか、はたまた私の肉声で録るのか、まだ決めかねています。なにしろ楽しんでやりたいですね。

今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。

では、また

きよ

私が10年弱続けて使っているのが、このボーカロイド「v4flower」です。かなり前のライブラリーですが、大人気のため今でも新品で入手可能です。最もお勧めの点はパッケージのイラストからお分かりの通り中性的な声で歌ってくれることです。初音ミクのようないかにもボカロ!という感じではなく、少年のようなハリのある声がポップス~ロックにおける一番刺激的なニュアンスを表現できます。価格もボカロ入門者には嬉しいコストパフォーマンスの高さ!初心者から上級者まで幅広く楽しめること間違いなしです♪


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