近距離のドライブから発想を得る 5月20日

随筆

今日は愛知県の竹島というところへ行ってきました韓国と領土争いをしている竹島ではないです、あしからず。

竹島という場所は多分5~6回来ていると思います。風光明媚なとても良い所だと思っています。初めて来たのは今から32年前、高校生だった頃でしょうか。実家からJRで蒲郡まで行きまして、その足で行ったかと記憶しています。今でもあるかどうかわかりませんが、駅のすぐ横にあったローソンの横で菓子パンを食べました。当時はお金もありませんし、無料で行ける竹島散策でした。その頃からとにかく

遠くへ行きたい

という気持ちが抑えきれなくて、電車であちこち行ったものです。決して鉄道マニアになったわけではありません。ただ気持ちは「乗り鉄」と同じようなものだったかもしれません。もちろんカーナビやgoogleマップなどない頃ですから、道路地図をめくって「次はこんなところへ行ってみたい」「免許を取ったらあそこにも行ってみたい」と夢と希望は膨らんでいきました。

実際に運転免許を本当に夢を叶えるべく、あっちこっちへ行きました。初の遠征が和歌山。その足で新潟、軽井沢、日光、青森、秋田、岩手、高知、山口、鳥取、などなど。行ったことがないのは現在の所北海道と佐賀、長崎のみとなっています。行った場所の回数ではなく、本当に自分が見たかった風景、触れてみたかった空気、そんなものと、冒険心。ワクワク感。この感覚が一体となって、私の胸を熱くさせるのです。

免許を取ってから7年間ほど、ギターは弾いていましたし、バンドのギタリストも務めていました。それが自分でオリジナル曲を作ろうと思ったのが24歳頃。その時に初めて自分が感じた経験を

歌という形で表現する

という事を思いついたのです。これは運転免許を取る以上に自分にとっては画期的でした。その頃は仕事で心も体も蝕まれていたのですが、若さゆえどんなことでも出来る気がしました。オリジナル曲は少しずつ増えていきました。創作意欲は全く衰えなかったです。曲を作るイコール音源にして残す、というのが私の一貫したスタンスでしたので、必然的に録音媒体が増えていきました。MDディスク、CD-R、WAVデータ、そして今はCUBASEでパソコン上に録音できるようになっています。

作られる曲のテーマは単純に旅情を歌っているわけではなく、例えば見た風景から発想を得ることも多いです。今日のトピックとして、ふと見ると男女のカップルがイチャイチャと竹島に続く橋を渡っていました。例えば

  • いつだったのか思い出せないくらい遠い記憶
  • あの頃はまだ手をつないでいる事が何のてらいのなくて
  • 若すぎた僕と君との祈りの言葉は
  • 波の音にかき消されていた
  • ふたりの歩んだ長い橋は明日へと続いたけど
  • いつの間にかふたり違う景色を見ていた
  • たどり着いた無人島にはたくさんの人がいて
  • まるで僕らをせせら笑うように
  • 僕はその島の頂へと昇り
  • 君は海岸線をぐるりと歩いたね
  • もう思い出せないほどの遠い記憶
  • もう握り返すこともない僕の手のひらは冷たくなっていった

単なるイチャイチャを見たという「記憶」だけで、上のような歌詞を思いつきました。これ、多分スノAIでプロンプトとして読ませたら、勝手に上手い事曲にしてくれますね。

早速やってみました!

なんだか取りとめのない曲ですが、一字一句そのまま曲にしていますね。可笑しいのは無人島なのにたくさんの人がいてって、無人島じゃないですね、これは。まあ思い付きなので、こんな感じでしょう。基本的にはAI作曲はあまり好かないのです。でもこういうちょこっとした制作には役に立ちますね。

すべてはAIのおかげではなく、私自身の記憶と想像。で、あります。

今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。

では、また

きよ

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