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今日は今手掛けているオリジナル曲「涙を光に変えて」のボーカルメロディーを演奏していました。ボーカルメロディーとは、要するにメロディーの事なのですが、今のところ誰かが歌う予定はないので、とりあえずボーカルのメロディーと書きました。
キーはEメジャーの曲です。そのままのスケールだと黒鍵がたくさん出てきて弾きにくいのでトランスポーズで4個上に設定しました。これで弾くとCメジャー・・・つまり普通のドレミファソラシド、で弾ける。つまり黒鍵は使わないで弾けるという事です。
いつもメロディーはアルトサックスの音を使います。パソコン上で色んな楽器が使えるのですが、私が一番気に入ってるのがこのアルトサックスです。他の楽器の音の中でもはっきり聴こえるような気がします。従来ならこのメロディーを元にボーカロイドで歌わすのですが、今回は詞がないのと、もし作詞家さんが現れた時に作詞しやすいように、あえてボーカロイドは使わない事にしています。以前作詞をお願いした際にボーカロイドが「ラララー」とか歌ってると詞が書きにくい、というリクエストがあったので、そうするようになりました。
MIDIキーボード・・・私が打ち込みで使っているのはヤマハのシンセ「CK61」ですが、これでメロディーを弾くと、あまりにたどたどしいので、ミスタッチが多いです。ですがこれは後でいくらでも修正は可能なのです。私は譜面の読み書きが出来ないので、メロディーはひたすら聞き直して記憶するところから始まります。それで大体覚えたら、試しに何度か弾いてみます。初回はミスタッチだらけなので、何度も何度も録音し直します。ただそれを続けているといつまで経っても録音は終わりませんので、そこそこ間違いなく弾けた時点で切り上げます。それを聴き直して、まぁこれくらいなら手直しも最小限で済むだろうというテイクを採用します。一応キーボーディストとして一時期活動した事のある私ですが、実のところそれほど鍵盤に強いわけでもないですから、あちこち細かいところでミスタッチがあります。それを後からパソコン上で直していきます。
音階が間違っているとか、テンポが早かったり遅かったり、などいくつかの手直しを経て、メロディーは完成します。今回の曲は割と明るくて、聞いてる人が不快にならないような(?)メロディーとなっています。その代わりイントロと間奏はけっこうオドロオドロしいベースラインで構成されています。
いまのところドラムとベースは完成しているので、鍵盤系を乗せるとか、アコースティックギターを入れるとか、いくつかの演奏を重ねていきます。その辺は完全に思い付きです。この「思い付き」というのが時に諍いの元となることもあります。私は正直「ダメ出し」というのが大嫌いなので、何か指図をされるとたちまち不愉快になります。もちろんダメ出しをする人は、その人なりの思いを持って言ってくれているのだから、素直に耳を傾ける必要があります。ただ私は早く形にしたい余りに、時として自分ワールドで何でも進めてしまう悪い癖があります。もっと手前でアドバイスをもらえるならば、そのアイデアを組み込むことは出来るのですが、ある程度私のペースで押し進めたものを後からアレコレ言われることに我慢が出来ないのです。そうなると気分を害した私は素直に聞き入れることは極めて困難になってしまいます。こういうところは、もっと改善していきたいですね。でもあれだ、自分と組む人は大概
仕事が遅い!
と私は思ってしまうのであります。遅いというか歩調を合わせてくれる人だといいんですけどね。それは贅沢なのかもしれません。
今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また
きよ
私が使っているシンセサイザー、ヤマハの「CK61」です。プレイに特化した機能が満載です。特に力が入っているのがオルガンで、9本のドローバーとスロー/ファーストのスピードが切り替えができたり、ロータリーのON/OFFが切り変えられたりと、本格的な音作りがスゴイです。また3つのレイヤーにどんな音色でもアサインすることでより重厚な音作りが可能です。シンセ部分もカットオフ、レゾナンス、アタック、リリースと最小限のコントロールが調整出来て、初心者の方でも自在に音色づくりが可能となっています。またこのCK61は単体でステレオスピーカーが内蔵されており、キーボードアンプにいちいち接続しなくてもすぐに演奏を始められるというとても便利な作りとなっています。もちろんポータブルシンセのような簡単な作りではなく、ステレオで聴こえるサウンドはまさに即戦力となる圧倒的な便利さを兼ね揃えています。これだけで100000円のコストパフォーマンスですから、お買い得です♪
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