どれだけ差し込む? 10月27日

随筆

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これはチューニングというより、ギターの弦の張り替え方に関する話です。

結構問題になるのが「弦はペグに何周巻けばいいの?」という事です。

僕なりの見解としては

「2~3周巻くのが適当」

と思ってます。
1周ではチューニングがすぐ変わってしまったり、そもそも弦が思いっきり緩む原因にもなります。では3周以上回すと今度は弦が回り過ぎて、二重に弦を巻くこととなり、これもチューニングが狂う原因になります。

ではどうやって適切な弦の長さを決めたらよいのでしょう?

最近はチューニング時に弦の長さを決める物差しが売っているそうなのですが、今回はそういうのは無しで考えてみます。

言うまでもなく、ペグを上から見ると必ず「まん丸」です。で、ここで思い出していただきたいのは

円周=直径×3.14

という数学の公式です。チューニングのペグで言うと「円周=ペグの直径×3.14」になります。弦を一回りする長さですね。

この公式に当てはめると、

ペクの直径×3.14=ペグに巻き付ける1周分の長さ

という事になります。3.14は計算しづらいので、ここでは「3倍」とします。つまり・・・

ペグの直径の3倍の長さ=巻き付ける1周分の長さ

になります。冒頭に「2~3周巻くのが適当」と述べました。

この解釈で言うと弦をペグの穴に通して、余らせる弦の長さは

「ペグの直径の3倍×巻きつけたい回数=2~3倍」つまり

「ペグの直径の6倍~9倍」

くらいが適当だと言えます。僕は6弦と1弦とでは巻く回数が太さによって異なるため、「7~8倍」くらいで巻いています。この辺も結構慣れが必要なので、自信がない時は安い弦で練習するといいと思います。

今回はこの辺で筆を置きます。では、また

きよ

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