ストラトの交換 7月13日

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昨日、私のバンドのベースさんとギターの交換をしました。というかベースさんに私のギターを貸していて、不定期にそれを入れ替えているのです。

で、両方ともストラトキャスターで、白のストラトはピックアップがEMGのハムバッキング2つ、茶色のストラトはシングルコイル二つにセイモアダンカンのリトル59が載っています。どちらもとても気に入っているのですが、今やってるバンドは割とクリーントーンとディストーションの音色を使い分けるので、シングルコイルとハムバッキングの組み合わせの方が音を作り込みやすいです。

茶色のストラトは私が24歳頃に横浜で中古で購入。白は何年前だったか忘れましたが、名古屋・栄の石橋楽器で同じく中古で買いました。両方とも当時は何も改造はされていませんでしたが、その後私が自力で、あるいは楽器屋さんで、様々な部品を交換して今の「実践型」に改造しました。

両方のギターとも一番重視したのは「アームを使った時のチューニングの狂いを無くせるか」という面です。ストラトに代表する「シンクロナイズトトレモロ」は扱いやすさの反面、アームを使うとかなりチューニングが狂うという短所があります。これも調整次第で最小限に抑えることができるのですが、私は完璧を求めるあまりに、あらゆる部品の交換をしました。ロックペグ、ローラーナット、トレモロブリッジの交換、ナットに付ける潤滑剤・・・。しかし完璧に狂いを無くすことは困難だったので、とうとうアーミングによる狂いをほぼ完璧になくす事が出来る「フロイドローズトレモロ」の付いたギターを買う事になりました。当時145000円のジャクソンスターズの「ソロイスト」という機種を新品で買いまして、それを使ってグイングインとアームを動かしてました。トレモロユニットの効力は絶大でそれはそれでとても満足していたのですが、このギターはネックが季節による温度変化にとても弱く、夏は順反り、冬は逆反りが大きく発生しました。ひどい時は部屋にいた時は反りがなくても、スタジオに着くころにはネックが反っていたりしました。それに我慢ができなくて、結局比較的早くこのギターは売ってしまいました。そのお金で違うギターに買い替えて、巡り巡って今の白のストラトに行き着きました。おかげさまでこのストラトは両方とも気温変化には強く、そもそもネック自体が丈夫で全く反りが出ません。そして部品交換とプラスして楽器屋さんの調整の甲斐があって、アームを使う事によるチューニングの狂いはかなり解消されています。

そんなお気に入りのストラトで今日は新曲のエレキギターによるバッキングの録音をしました。アンプシミュレーターを使ってのディストーションサウンドは、ご機嫌です。今後もこのギターは活躍するでしょう。

今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。

では、また

きよ

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