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最近考えたのがタイトルにある「チューリップ」のコピーバンドを組んでみたいな、という事です。たまたまYouTubeでチューリップのライブ動画を見まして、「これはすごいな・・・」と思いました。有名なのが「心の旅」であるとか、「青春の影」「サボテンの花」といった曲が一般的には知られていると思います。どちらかと言うとフォーキーな、大人しいグループのイメージしかなかったのですが、動画で見たチューリップはポップな楽曲がメインにあって、その中でも想像以上にタフでハードなサウンドに耳を奪われました。全体にコーラスが重厚で、掛け合いのボーカルメロディーが多く、非常に多彩なイメージを持ちました。そしてその演奏にものすごい声援が飛んでるのが、ライブアルバムの熱気をそのまま伝えている感じが、すごく良いなと感じたのです。元々はビートルズの曲に強い影響を受けていると知られていて、コード進行は普通のポップスやロックと一線を画す複雑な展開です。これが財津和夫氏の実力なのかな、と思いますね。
実は何年か前に「Mr.children」のコピーバンドをやってみたいな、と考えたことがあって結構練習とかしていたのですが、なんだか気が乗らなくて自然消滅してしまいました。というのもミスチルは桜井和寿氏があまりにも目立ちすぎて、他のメンバーの存在があまりにも薄いと感じたのです。もちろんそれは私がミスチルの音楽に正面から向かい合っていないという事かもしれません。しかしそこまで心を奪われなかったのは、私自身の気持ちの上でどこか物足りなさを感じたことに他なりません。
それを思った時にチューリップも財津和夫氏の比重が重いのは間違いないです。それでもライブ映像から伝わってきたのは、メンバー全員の奏でる音が拮抗していて、そのレベルが非常に高いと感じました。変に誰かが抜きんでているというわけでもなく、バンド全体の音が前に出てくる感じでしょうか。
あとはどこまで行っても私の中に宿る「昔のバンドサウンド」を求める気持ちが大きいのかも知れません。どうしても1970年前後のサウンドが好きなんですよね。最近の楽曲は早口過ぎだったり、やたらとストリングスを使ったりして、どうも面白みに欠けます。反面ハードロックは一時期の技巧派に戻りつつあるように思います。もっとじっくり聴かせる音楽があってもいいのではないでしょうか。
チューリップの曲は誰でもキャッチーで口ずさみやすく、極力難解なメッセージを乗せずに、それでいて胸に残りやすい。それでもサウンドは想像以上にタフでハード。時にはゆったりしたムーディーな曲もあったりと多彩です。あとは年配の人にも親しみやすいナンバーが多いと思ってます。
さて、これが上手くいくかどうかは今のところ全く分かりません。もし誰かしらと組むとして、それが心地よいものになるかどうかの見通しもありません。そこのところの進捗はその都度報告いたします。ミスチルコピーバンドになっている可能性もありますし・・・
今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また
きよ
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