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先日触れました「ガンズアンドローゼスのコピー」の件です。結論から申し上げますと「丁重にお断りしました」。曲をちゃんと聞いてみましたがどうも自分の耳にはしっくりこなかった・・・と言いますか、それ以外にもいくつか理由があります。
まず全体的に「半音下げチューニング」であることです。半音下げ、とは文字通りギターの全ての弦のチューニングをそれぞれ半音ずつ下げる=緩めるチューニング方式です。これをやることによって低音がより響いて重厚な音を得ることができるのですが、私はレギュラーチューニングでずーっとやってきているのでちょっと抵抗あるなぁと思いました。半音下げ専用にギターを用意する必要があるのも抵抗がありました。
次に思ったのは「今やっているプロジェクトが疎かになる」ことです。今私は3つのことをやろうとしています。1つは従来からのバンド活動。このバンドはお世辞にも活動が活発ではありませんが、解散しているわけではないので、今後のスタジオ練習・・・ひいてはライブに向けて活動していきたいと思っています。2つめは作詞家を探してその人とのコラボ。私が作曲した曲に歌詞を書いてくれる人と何か形になる物を残したいという活動です。3つ目が先日から書いてますチューリップのコピーバンド構想です。私の同世代より上の客層をターゲットにライブで盛り上げられるバンド活動、です。これらをやる上で4つ目のプロジェクトをやるのはちょっと情報過多といいますか、どれも手抜きになってしまいそうです。
一番大きいのは「これをやることで鬱になるのではないか」という事です。私は自分で言うのもおこがましいですが【生真面目】です。「これをコピーして下さい」と言われると、寝る間を惜しんで取り組んでしまいます。それこそ最優先にやろうとしまいます。で、自分にそこまでの能力があるわけではないので、うまくいかなかった場合相当に自分を責めるようになると思います。そうなると楽しいはずの音楽活動が苦痛になってしまうのです。過去にキーボードで参加した若いバンドで相当に苦悩しました。なので自分の心身を守るためにも安請負はしない方がいいだろうという判断です。
幸い依頼主のMさんも無理にとは言っていなかったので、これで良かったと思ってます。ちなみにMさんはドラムの掛け持ちで4つのバンドに参加しているそうです。私より7つほど年上の方ですが、音楽に関してはすごいバイタリティーの持ち主ですね。私はプライベートがけっこう束縛されている部分があるので、なかなかそこまで積極的には動けないですね。その分、宅録がウエイトを占めているわけですが・・・
もっと積極的に活動出来たらまた結果は違ったものになるかもしれません。その辺の時間の使い方についてはまだまだ考える余地があります。
今回はこれで筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また
きよ
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