長渕、尾崎、浜省を聴け! 1月21日

随筆

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先週あたりから私事でとても嫌な事が続いています。

内容は書いても仕方ないのでここでは触れませんが、ちょっと気が滅入っているのは事実です。年始に体調を崩しまして、そこからの精神的なダメージなので、頭が痛い所であります。

でもそんな事で、めげていてはいかんと思います。

こういう時こそ、音楽の力を借りるのです。

私は中高生の頃、よく長渕剛、尾崎豊、浜田省吾の曲を聴いていました。ギターでコピーすることもありました。もちろん当時は当時なりの悩みや苦しみがあって、それを乗り越えるために色々もがき苦しんでいたわけですが、そんな時に寄り添っていたのがこの3人のアーティストだったのではないかと思っています。

長渕剛だとSTAY DREAM

尾崎豊だと15の夜

浜田省吾だとMidnight blue Train

なんかが好きでしたね。

Midnight blue Trainはかなりマニアックな曲ですが、ファンの間では人気の高い曲です。ライブアルバム「ON THE ROAD」に収められていて、泣きそうなくらい歌い叫ぶ浜田省吾のパワーを感じた時、自分も辛いけど「走り続ける事だけが生きる事だと、迷わずに答えて」という歌詞に共感を得ました。この曲は今でも聴くと泣いてしまいます。

15の夜は言うまでもない尾崎豊を代表するメッセージソングの代名詞的な曲のひとつです。盗んだバイクで走り出すのはどうかと思いますが、「自由になれた気がした、15の夜」というシンプルなフレーズが心を動かします。「とにかくもう学校や家には帰りたくない」という心境はいかがなものだったのでしょう。当時の若い世代にはそのまま突き刺さるメッセージではなかったかと思います。

STAY DREAMは長渕ファンの中では相当に人気の高い曲だと思います。「ぶっ飛ばしたいほどの怒りや悔しさ、そんなものの一つや二つ、殴られた痛みはTRYへのONE STEP。尽きせぬ自由はがんじがらめの不自由さの中にある」という部分がその後のサビである「くよくよするなよ、諦めないでJust like a Boy」という強いメッセージにつながっていきます。

まさか50歳の半ばにもなって苦しいことがあるとは、その若い頃には考えたこともなかったですが、まだまだBluesは続いていくのだ、と思わずにはいられません。

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