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エレキギタリストは
真空管が大好きです
最近の機材はIC、LSIの能力も上がっていて、何が何でも真空管じゃなければいけないという風潮は少なくなってきたようにも思いますが、それでも真空管という言葉には弱いものがあります。
アイキャッチの写真はVOXというメーカーがリリースしていた「ToneLab」というマルチエフェクターです。マルチエフェクターなのですが、どちらかと言うとギターアンプのモデリング・・・
つまり「本物のギターアンプの音にどれだけ似せられるか?」という点において追求された機種でした。結論から言うと
微妙でした
何と言いますか、あまり個性が見受けられない感じがしました。で、このマルチエフェクターには
本物の真空管が1本使われていました。これにギタリストは敏感に反応するんですよね。
真空管を使用することにより、より本物のギターアンプに似た音を出すことができる、という触れ込みだったわけですが、肝心の「真空管っぽさ」はあまり感じられませんでした。
それでもこのエフェクターは私の楽曲制作において、大活躍しました。Youtubeで聴けるエレキギターの音の大半はこのエフェクターで作られています。
そういった意味においては「ギターアンプらしい」使われ方をしていた、相性の合った機材だったと思います。つまり「真空管っぽさはなくても、好きな音は出せる」という事です。
このエフェクターは他にも歪み系、空間系など様々なエフェクトが搭載されていて、使い勝手が良かったのですが、ほとんどがディレイ(エコー)くらいしか使いませんでした。それでもこれと同じセッティングを作ろうと思ったら、
ギター→チューニングメーター→シールド→歪み系エフェクト→ディレイ→シールド→ギターアンプ→マイク→オーディオインターフェイス
という数珠繋ぎのセッティングをしないといけなくて、とても3畳ほどのスペースでは、面倒なわけです。それを解消したのが、このマルチエフェクターなわけです。
当時はLINE6のPODというアンプモデリングのエフェクターが人気で、VOXの方はやや人気がなかったように思います。PODは使ったことがなかったですが、LINE6のエフェクターはいくつか使ったことがあります。でも、音は何といますか、硬い感じがして使いにくかったのを覚えています。なので、割と短期間で手離していたのですが、このToneLabは10年以上の長きにわたって私の楽曲制作に役立ちました。
最終的には2024年にメルカリで売ったのですが、何やかんや言っても真空管の魅力は最後まで輝いていたのかな?と思います。
と言ったところで今回は筆を置きます。最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また
きよ
楽天市場で大人気のギターアンプシミュレーター、その名も「KEMPER PROFILING AMP」です!この素晴らしい機器は、さまざまなアンプの音色を忠実に再現し、ギタリストたちの創造力を無限に広げてくれます。さらに、ユーザー自身のアンプサウンドをプロファイリングして保存できる機能も備えており、オリジナルの音作りが可能です。これ一台で、スタジオでもライブでも、最高のパフォーマンスを発揮できること間違いなしです!
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